妻と死別した私が立ち直ったのは「ツーショットダイヤル」がきっかけでした

妻と死別した私が立ち直ったのは「ツーショットダイヤル」がきっかけでした

しげたさん(47歳・男性・岡山県・自営業)から寄せられた、奥さんとの死別による悲しみをツーショットダイヤルで乗り越えた体験談です。

妻との死別で、しゃべる相手のいない日々でした

妻との突然の死別で、ぽっかり心に穴の開いた日々でした。

仕事に精を出そうとしたり、用事を作ってみたものの、それをやっている間は気を紛らわせることができたとしても、夜になるとまた寂しさ、虚しさが込み上げてくる繰り返しでした。

実際、家に閉じこもっている時間が増え、家から一歩も出ない日々もざらです。

一日中、誰ともしゃべらない日が続き、このままだと声が出なくなってしまうのではないか、と不安になるほどでした。

これが、私がツーショットダイヤルに目を向けたきっかけでした。

異性の話し相手が欲しかった理由

不謹慎かもしれませんが、私は異性の話し相手が欲しいと感じていました。

下心があったとは思えませんし、自分でもなぜだか理由は分かりませんが、心のどこかで異性との交わりを欲していたのかもしれません。

もともと、ツーショットダイヤルというサービスの存在は知っていました。

若い頃、駅前のテレクラに出入りし、夜遊びしていたこともあります。

本当に軽い気持ちで、ツーショットダイヤルに電話をかけていました。

その時に使ったサイトが、「テレクラマックス」です。

ツーショットダイヤルに詳しくはありませんが、昔からなんとなく名前を知っている、有名なサイトであるという点で安心感がありました。

当時、ツーショットダイヤルの女性に、妻との死別を告白する気はありませんでしたし、その寂しさ、虚しさから立ち直れるとは期待もしていなかったんです。

久しぶりの異性との会話は、その内容こそ当たり障りのないただの世間話でしたが、人と世間話をするなど何年振りだろうとしみじみしたのを覚えています。

ツーショットダイヤルは立ち直るきっかけを与えてくれました

ツーショットダイヤルでは、ランダムに女性を選んで、当たり障りのない世間話をするのが日課になっていました。

不思議なことに、リアルな出会いを求めたり、性的な会話をしてみたいという欲求はあまり湧き上がってきませんでした。

本当に、純粋に、話し相手が欲しかったんだと思います。

そんなツーショットダイヤルでの出会いの中で、何度も継続的にお話をする相手も作ることができました。

そして、その中の一人に、ようやく妻との死別の事実を告白することができました。

そこで驚いたのは、お相手も似た境遇だったということです。

ツーショットダイヤルという場は、男女のいかがわしい出会いの場というイメージが先行しがちですが、本当にそこで繰り広げられている会話というのは、意外とそんなものなのかもしれません。

もちろん、お相手の女性は、心の寂しさと同時に身体の寂しさも抱えておられたようで、性的な会話になっていくのも必然でした。

しかし、やはりそこから先に、リアルの世界への出会いには繋げる気持ちはありませんでした。

結果的に、ツーショットダイヤルをやる前と、やった後とで、日常生活が変わった訳ではありません。

ただ一つ変化したことは、ほんの少しだけ気持ちが前向きになったことです。

妻との別れを悲しんでも、妻は帰ってきません。

そもそも、それを解決する方法などどこにもないのです。

但し、立ち直ることはできます。

人との何気ない会話によって、男女の関係も意識するような会話を重ねることによって、私は前向きになれました。

人の死という、避けられない悲しみにぶつかった時には、誰かと会話をするというシンプルな行動が、なにかを変えてくれるのかもしれません。

編集後記

ご投稿ありがとうございます。

実は、男女問わず、ただ純粋に話し相手が欲しくてツーショットダイヤルに集まってくる人は少なくありません。

むしろ、肉体関係ありの出会いや不倫、テレホンセックスの類を楽しんでいる人よりも、純粋な話し相手との時間を楽しんでいる人の方がその密度という意味では濃いのかもしれません。

そしてまた、奥さんや夫との死別によって、その寂しさ、虚しさを埋めるためにツーショットダイヤルを利用している人も少なくありません。

そして、投稿者様が仰る通り、死別という別れから立ち直る方法などなく、異性との純粋な会話の中で、それは徐々に和らいでいくものなのですね。

それが、立ち直ることと言えるのかもしれません。

人と人との会話から得られる癒し効果は、どんなにChatGPTやGoogle BardのようなAIが進化しても、得られるものではないかもしれません。

AIには解決できないものが、ツーショットダイヤルで人と人を結びつけているのかもしれません。

2023年12月30日ツーショットダイヤル体験談


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