2ショットダイヤルでまさかの小学生の頃の同級生と再会

しげぞう 40歳 東京都 無職


若い頃は2ショットダイヤルに嵌っていました。

週末になると一人で自宅の最寄り駅から電車で三駅あるお気に入りの2ショットダイヤルで一夜を明かすのです。

正直この2ショットダイヤルでのゲット率はそれ程高くなく、電話で会話してもそれだけで終わったり、待ち合わせしてもドタキャンされたりで月一人か二人会えればいい方です。

それでもこの2ショットダイヤルが気に入ってる理由は一人になれることです。

実家で生活していて出歩いて遊びにいかない私に親から「若いんだから友達と遊んできたら?」と言われるのが凄く苦痛なのです。

友達もおらず、一人でいることが好きな私にとって週末親と過ごすことで孤独だと思われるのが凄く嫌なのです。

偶然入った2ショットダイヤルは個室内は広々としてアダルトビデオも見放題、一泊で4000円とお得なことから週末はこの2ショットダイヤルで過ごすことになったのです。

伸び伸びとアダルトビデオを見ながらまだ見ぬ女性からの誘いの電話を待つのはスリリングであり楽しいです。

たとえ出会えなくても気にしないし、いい女と出会えて付き合えたらラッキーだという感じで利用していました。

そんな2ショットダイヤル好きの私ですが、個室内で楽しくアダルトビデオを観賞していた時に電話が鳴りました。

電話に出ると可愛らしい声です。

結構いい女ではないかとイメージさせ少しテンションが高まりました。

それからお互いのことを少しずつ話していきます。

下の名前や年齢や仕事など差し障りのない個人情報を聞きだし、まだ見ぬ相手のイメージをどんどん膨らませていきます。

明るくハキハキした口調の彼女について興味を抱いた私は待ち合わせしようよと告げました。

彼女は承諾し約束の待ち合わせの場所に行くと彼女らしき女性が立っていたのです。

これまでドタキャンばかりされて、待ち合わせしても来てはいないのでは?と考えていただけに本当に来ていたことに驚き、感動しました。

彼女は会話した時の口調のかわいらしさと同様容姿も中々の可愛い子でした。

肩までのショートボブカットでカーディガンと膝丈スカートは少し控えめな感じですが、派手な子が苦手な私にとっては非常に好みのタイプだと言えます。

そして彼女とぶらりと街中を歩いて途中にあった喫茶店に入りました。

そこで互いのことを掘り下げて会話したのですが、何と彼女は私と同じ小学校で同級生だったのです。

小学校当時おとなしい私は女子と会話などすることもなく、彼女ともまともな会話はしていなかったのです。

小学校時代はおとなしかったよねなどと、想い出を語り始めた同級生の子、私が当時おとなしくて虐められていたことも彼女は知っています。

当時の記憶を蒸し返され私が黙ってしまいました。

それから連絡先を交換することなく二度と会うことはありませんでした。

昔の嫌だった頃の記憶を蒸し返されては会える訳ありません。

それでも可愛くなっていた同級生、同級生でなければ良かったのにと2ショットダイヤルでの再会した時を思い出します。

2017年11月15日ツーショットダイヤル体験談


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